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MAX先生の「楽器の適性について考える」

発行日: 2015.06.28  音楽

前回やその前の僕の担当記事で書いた
「ライブにおける望ましい楽曲選択について」。

おかげさまで
多くの方のご賛同をいただきました。

ボーカルの方からは
思ってもみなかったような方角からの話だったようで、

やっぱりボーカルをやる人、
というか音楽をやるならボーカルしかない!
という人との「人種の違い」を感じた次第です。


最近、バンドやセッションの現場で
仕切りを任されることがめっきり多くなりました。

まあ今年43歳、
会社勤めだったらそろそろ
部長職を伺うくらいの年齢。

多分にそういった年齢的なものもあるのでしょうが、
それとは別に担当楽器ならではの性分、
という部分もあるような気がします。


最近SNSでも出回っている、
担当する楽器選びによる性格判断というのは
かなり以前から行われて来ましたが、

我がエレクトリックベースやコントラバス、
テューバといった大きな「なり」をした
低音系の楽器を選ぶ人間というのも
ある共通の傾向があるようで。

やれ、裏方志向だ何だとよく言われてます。

でも、元からそういった気質だったのかというと、
そうではなかったような気がします。


ボーカリストやギタリストと同じように、
本当は自分が良いプレイができれば
それで良いのです。

しかし、それをきちんと実現する為には
譜面を書き、アイデアを練り、
適確な指示を出す必要が出て来てしまうのです。

何故ならこのベースという楽器は、
単体では存在意義のない楽器なので。

独りでステージに立つということは、
合体する超合金ロボットなのに、
敢えて胴体部分のパーツだけで
遊んでるのに等しいのです。

みんなに譜面を書いたり、
アンサンブルの現場を仕切ったり。

それはもう、
楽器を手にしてなくても
既にベースを弾いているのと同じ作業なのですよ。


他人と繋がる事でしか
自分の存在意義を見出せない。

どうにも人間臭い楽器を選んでしまったものです。

最初は目立てば何でも良かった。
たまたま選んだのがベースだった。
ちゃんと弾く為に頑張っていたら
いつの間にか裏方と呼ばれていた。


他の楽器もそう。

歌いながら段々
ボーカリストな性格になってゆくのです。

ギターを弾きながら段々
いかにもなギタリストになっていくのです。

ですから、
安易な性格判断のアプリなぞ信じないで下さい。

そんなもので自分の可能性を自ら狭めるのは愚かでしょ。